2月14日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。「とにかく分かりやすく接遇をお伝えし、現場を笑顔に変える接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。
今日も暖かい日でしたね。来週は雪マークがついていますから、暖かいのは今日までです。
季節が戻る前に、畑と花壇の土作りをしました。狭い庭ですが、毎年、ハーブや葉野菜や花を栽培し、料理に使ったりご近所さんにおすそ分けをしています。10年経ちましたので、今年は、思い切って土を全部入れ替えました。
野菜や花を育てるには、土のみならず、太陽、水、風、栄養も必要です。その中で特に大切なのはこの「土作り」なのです。土は人で言えば、「家」にあたります。元気の出る「家」なら、そこで暮らすのもそこから仕事に出ていくにも活力が湧きます。
仕事でいろいろな施設を訪問します。しっかりと元気で気持ちの良い挨拶をして下さる職員さんが揃っているところもありますが、中には、私を見るなり「この人誰?」と一瞥するだけで挨拶がまったくない事務の方や職員さんが多いところなど、まちまちです。残念です。
土は組織で言えば「風土」を表します。来客者に挨拶をすることは、皆、子どもの頃から身に着けています。入職して挨拶ができなくなるのは、その法人の風土によるからです。挨拶をしなくても注意されない、皆もしていないので慣れてしまう、その風土の差が大きいからではないかと感じております。
風土=土が良くないとどんなに良い新人が入職しても、太陽=教育を与えても育ちにくいのです。組織は個の集まりです。集まりができると自然と風土ができます。個々が有能でもうまくつながらないと回らないのです。職場の雰囲気は、一人ひとりが気遣いながら作っていくものです。それが職場の風土になります。
12月に種を蒔いたパンジーの芽がようやく出てきました。来月に植え替えて大きく育てます。土を触ると感触がよく、気持ちが落ち着きますね。