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執着を捨てた後には

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2月20日

いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。「とにかく分かりやすく接遇をお伝えし現場を笑顔に変える接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。


木曜、金曜日の両日は氷点下になり、夕方から降った雪で景色は水墨画となりました。サラサラとした感触の雪が、なんとも新鮮です。

墨絵のようです。
散歩の途中で雪も止み、対岸が見えてきました。
積雪の椿は日本画の題材によく使われます。

毎日、琵琶湖に散歩に行っておりますが、四季折々の美しさは日本画の繊細さを感じさせます。


土曜日の朝は「サワコの朝」という番組を観ます。今日のゲストは、七本指のピアニスト西川悟平さんでした。左右の指はピアニストにとっては命そのものです。指が七本であることを受け入れ、自分ができるピアノへの挑戦を続けてきた彼が弾く音色は、とてもやわらかで穏やかで美しく、テレビを通しても鳥肌が立ちました。おそらく、直接、傍で聴いたら、涙が出るだろうなと思わせる演奏でした。

優しい音色です。

彼はインタビューの中で「僕は『執着』を捨てることができたのです。以前は上手に弾こうとか速く弾こうとかかっこよく弾くことばかりを考えていました。(略)幼稚園の子ども達の前で演奏した時に、彼らは僕の曲がった指を見ても違和感なく、僕の弾く曲をとても喜んでくれた。その時から、うまく弾くことよりもどうしたら心に響く美しい音色が出せるのかをずっと考えています。」と答えていました。

人が悩むのは執着によるところが大半です。執着を捨てた後に新たな道が見えてくるのでしょう。いろいろな人の心模様が垣間見える番組はおススメです。


ここ一年、ずっと断捨離をしています。必要なものとそうでないものの選別も早くなりました。モノも今必要なものだけで生活をしています。これは決断の習得と思っています。仕事も一緒です。あれもしたい、これもしたいと仕事を溜め込む傾向のある人は、モノがどんどん増えていきます。モノに占領されている状態です。余分なモノをそぎ落とすと余裕ができてきます。

モノを残したい、まだ使える、いつか使うというモノへの執着を捨てることは決断がいります。自分が亡くなった後に、遺品整理で困るのは家族です。たくさんのモノに囲まれて暮らすより、すっきりした空間で、選び抜いた好きなモノに囲まれて暮らす、モノ軸より空間軸を優先した暮らしです。


シイタケつくね、もやしとニラのチヂミ、エビエスニック揚げ、大根しめじきんぴら、だし巻き、ブリ南蛮漬け、ふきのとうの揚げ物です。

今日のランチです。桜の枝が雅ですね。

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